2012年02月27日

読了 10冊目

だいぶご無沙汰しておりました。
更新しないとブログに広告が出てしまいますが、
これが出てくると無駄に焦る管理者です、こんにちわ(爆)


さて、去年に始めたこの読了シリーズですが、
もはやコンセプトも忘れ(爆)、越年し(笑)、
面倒くさいからこのまま続けちゃえ、ということで続けます(笑)


んで、久しぶりな本の紹介は以下です〜。

マンガでわかる統計学
Amazonからこちら


わかりやすい説明ができないのは、そもそも説明者が内容をわかってないからだ、
というのを合言葉に作成されているメダカカレッジの本ですが、
本当に曖昧で気になる部分を書いてくれている良本です。

特に統計学は専門用語がたくさんあるくせに定義が曖昧だったり、
使用する記号も本によって違ったりと挫折する要素がたくさんあるのですが、
そのあたりもきちんと書いてくれていて非常にありがたいです。

例えば標準偏差をSとしたりSDと書いたりσと書いたり本によってまちまちですし、
(標準)分散と不偏分散が入り乱れたりとか、本当に1つ1つチェックが必要なのですが、
この本では定義をしっかり書いてくれてますし、
上記のようなわかりにくいことがたくさんあるよ、という記述もありますので混乱しません。


内容としては初心者向け、特に上記のような特徴もありますので
本当に0からのスタートでも分かりやすいかと思います。

スタートするには持って来いの本ではありますが、
逆に既にスタートできている人には物足りない感があるかもしれません。

ですので曖昧な点をこの本で潰して慣れてから、
もうちょっと専門的な本で詳しく勉強、という形に使えるかと思います。




さてさて。
今回は短めで終わってしまいますが、
個人的に統計学をしっかり勉強していこうと今思っているところです。

ある程度理解できてきたら&時間があったら(←ここ重要)、
HPで解説でもしようかなと思ってる次第です。

人間、目標ができると勉強も捗るってもんです、はい(笑)
posted by mutcher at 16:50| Comment(1) | 07_本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

ブータン国王 国会演説全文

天皇皇后両陛下、日本国民と皆さまに深い敬意を表しますとともに
このたび日本国国会で演説する機会を賜りましたことを謹んでお受けします。
衆議院議長閣下、参議院議長閣下、内閣総理大臣閣下、国会議員の皆様、ご列席の皆様。
世界史においてかくも傑出し、重要性を持つ機関である日本国国会のなかで、
私は偉大なる叡智、経験および功績を持つ皆様の前に、ひとりの若者として立っております。
皆様のお役に立てるようなことを私の口から多くを申しあげられるとは思いません。
それどころか、この歴史的瞬間から多くを得ようとしているのは私のほうです。
このことに対し、感謝いたします。

 妻ヅェチェンと私は、結婚のわずか1ヶ月後に日本にお招きいただき、
ご厚情を賜りましたことに心から感謝申しあげます。ありがとうございます。
これは両国間の長年の友情を支える皆さまの、寛大な精神の表れであり、
特別のおもてなしであると認識しております。

 ご列席の皆様、演説を進める前に先代の国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク陛下および
ブータン政府およびブータン国民からの皆様への祈りと祝福の言葉をお伝えしなければなりません。
ブータン国民は常に日本に強い愛着の心を持ち、
何十年ものあいだ偉大な日本の成功を心情的に分かちあってまいりました。
3月の壊滅的な地震と津波のあと、
ブータンの至るところで大勢のブータン人が寺院や僧院を訪れ、
日本国民になぐさめと支えを与えようと、供養のための灯明を捧げつつ、
ささやかながらも心のこもった勤めを行うのを目にし、私は深く心を動かされました。

 私自身は押し寄せる津波のニュースをなすすべもなく見つめていたことをおぼえております。
そのときからずっと、私は愛する人々を失くした家族の痛みと苦しみ、
生活基盤を失った人々、人生が完全に変わってしまった若者たち、
そして大災害から復興しなければならない日本国民に対する私の深い同情を、
直接お伝えできる日を待ち望んでまいりました。
いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。
しかし仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、
それは日本と日本国民であります。私はそう確信しています。

 皆様が生活を再建し復興に向け歩まれるなかで、我々ブータン人は皆様とともにあります。
我々の物質的支援はつましいものですが、
我々の友情、連帯、思いやりは心からの真実味のあるものです。
ご列席の皆様、我々ブータンに暮らす者は
常に日本国民を親愛なる兄弟・姉妹であると考えてまいりました。
両国民を結びつけるものは家族、誠実さ。
そして名誉を守り個人の希望よりも地域社会や国家の望みを優先し、
また自己よりも公益を高く位置づける強い気持ちなどであります。
2011年は両国の国交樹立25周年にあたる特別な年であります。
しかしブータン国民は常に、公式な関係を超えた特別な愛着を日本に対し抱いてまいりました。
私は若き父とその世代の者が何十年も前から、
日本がアジアを近代化に導くのを誇らしく見ていたのを知っています。
すなわち日本は当時開発途上地域であったアジアに自信と進むべき道の自覚をもたらし、
以降日本のあとについて世界経済の最先端に躍り出た数々の国々に希望を与えてきました。
日本は過去にも、そして現代もリーダーであり続けます。

 このグローバル化した世界において、日本は技術と確信の力、勤勉さと責任、
強固な伝統的価値における模範であり、これまで以上にリーダーにふさわしいのです。
世界は常に日本のことを大変な名誉と誇り、そして規律を重んじる国民、
歴史に裏打ちされた誇り高き伝統を持つ国民、不屈の精神、断固たる決意、
そして秀でることへ願望を持って何事にも取り組む国民。
知行合一、兄弟愛や友人との揺るぎない強さと気丈さを併せ持つ国民であると認識してまいりました。
これは神話ではなく現実であると謹んで申しあげたいと思います。
それは近年の不幸な経済不況や、3月の自然災害への皆様の対応にも示されています。

 皆様、日本および日本国民は素晴らしい資質を示されました。
他の国であれば国家を打ち砕き、無秩序、大混乱、そして悲嘆をもたらしたであろう事態に、
日本国民の皆様は最悪の状況下でさえ静かな尊厳、自信、規律、心の強さを持って対処されました。
文化、伝統および価値にしっかりと根付いたこのような卓越した資質の組み合わせは、
我々の現代の世界で見出すことはほぼ不可能です。
すべての国がそうありたいと切望しますが、これは日本人特有の特性であり、不可分の要素です。
このような価値観や資質が、昨日生まれたものではなく、
何世紀もの歴史から生まれてきたものなのです。
それは数年数十年で失われることはありません。
そうした力を備えた日本には、非常に素晴らしい未来が待っていることでしょう。
この力を通じて日本はあらゆる逆境から繰り返し立ち直り、
世界で最も成功した国のひとつとして地位を築いてきました。
さらに注目に値すべきは、日本がためらうことなく
世界中の人々と自国の成功を常に分かち合ってきたということです。

「ブータンには寺院、僧院、城砦が点在し何世代ものブータン人の精神性を反映しています」
 ご列席の皆様。私はすべてのブータン人に代わり、心からいまお話をしています。
私は専門家でも学者でもなく日本に深い親愛の情を抱くごく普通の人間に過ぎません。
その私が申しあげたいのは、世界は日本から大きな恩恵を受けるであろうということです。
卓越性や技術革新がなんたるかを体現する日本。
偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民。
他の国々の模範となるこの国から、世界は大きな恩恵を受けるでしょう。
日本がアジアと世界を導き、また世界情勢における日本の存在が、
日本国民の偉大な業績と歴史を反映するにつけ、ブータンは皆様を応援し支持してまいります。
ブータンは国連安全保障理事会の議席拡大の必要性だけでなく、
日本がそのなかで主導的な役割を果たさなければならないと確認しております。
日本はブータンの全面的な約束と支持を得ております。

 ご列席の皆様、ブータンは人口約70万人の小さなヒマラヤの国です。
国の魅力的な外形的特徴と、豊かで人の心をとらえて離さない歴史が、
ブータン人の人格や性質を形作っています。
ブータンは美しい国であり、
面積が小さいながらも国土全体に拡がるさまざまな異なる地形に数々の寺院、僧院、城砦が点在し
何世代ものブータン人の精神性を反映しています。
手付かずの自然が残されており、我々の文化と伝統は今も強靭に活気を保っています。
ブータン人は何世紀も続けてきたように人々のあいだに深い調和の精神を持ち、
質素で謙虚な生活を続けています。

 今日のめまぐるしく変化する世界において、国民が何よりも調和を重んじる社会、
若者が優れた才能、勇気や品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。
そうした思いやりのある社会で生きている我々のあり方を、私は最も誇りに思います。
我が国は有能な若きブータン人の手のなかに委ねられています。
我々は歴史ある価値観を持つ若々しい現代的な国民です。
小さな美しい国ではありますが、強い国でもあります。
それゆえブータンの成長と開発における日本の役割は大変特別なものです。
我々が独自の願望を満たすべく努力するなかで、
日本からは貴重な援助や支援だけでなく力強い励ましをいただいてきました。
ブータン国民の寛大さ、両国民のあいだを結ぶより次元の高い大きな自然の絆。
言葉には言い表せない非常に深い精神的な絆によってブータンは常に日本の友人であり続けます。
日本はかねてよりブータンの最も重大な開発パートナーのひとつです。
それゆえに日本政府、およびブータンで暮らし、我々とともに働いてきてくれた日本人の方々の、
ブータン国民のゆるぎない支援と善意に対し、感謝の意を伝えることができて大変嬉しく思います。
私はここに、両国民のあいだの絆をより強め深めるために不断の努力を行うことを誓います。

 改めてここで、ブータン国民からの祈りと祝福をお伝えします。
ご列席の皆様。簡単ではありますが、(英語ではなく)ゾンカ語、国の言葉でお話したいと思います。

「(ゾンカ語での祈りが捧げられる)」

 ご列席の皆様。いま私は祈りを捧げました。
小さな祈りですけれど、日本そして日本国民が常に平和と安定、
調和を経験しそしてこれからも繁栄を享受されますようにという祈りです。
ありがとうございました。




おまけ。



ブータンの皆様にもお礼申し上げます。
ブータンと台湾はいつか行ってみたいな。
posted by mutcher at 16:12| Comment(0) | 02_時事とニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月15日

読了シリーズ 9冊目

相変わらずの1ヶ月ごとの更新な上、
9冊目とか言いながらたくさんの本を紹介するというのはどうなんでしょう??笑

ということで今回はひょんなことからシリーズ物を見つけまして、
それが何やら色々便利そう、ということでまとめ買い⇒ご紹介になります。


今回紹介したいのは技術評論社からファーストブックシリーズというものでして
『○○がわかる』という、主に理系ばかりを集めた解説本になります。

リンクはこちら


私は統計学系と数学系、物理系を手当たり次第買いまして、
ざっと読みましたのでそれぞれ軽く解説と感想を書いていきたいと思います。


まず全体として、基本的には社会人向けに学び直したい人へ、という感じなのですが、
職業柄、高校生の参考書に使えるかな?という視点で買ってみた本もあります。

詳細は以下の各本の感想を見ていただきたいところですが、
上に書きましたとおり、社会人向けが基本なので所々高校のレベルを超えてます。

物理の初歩の速度や加速度のところでは、
遠慮なく微分積分が使われていたりしますので、
そういうところはまあ、ちょっと難しいかな?という感じでした。

ほとんど微分積分は基本前提として話が進んでいきますので、
そういったところはうまくスルーしてもらったりしてください。

ですがシリーズ的には何もわからない状態から、
計算・式を理解し使えるようになるというスタンスでいますので
計算式もしっかり解説してくれていて便利です。

参考書などでは書かれていない『なんでこうなるの?』の部分を
細かく書いてくれているので、全体的に親切な本だと思います。



さてまずは1つ目は『統計学がわかる』/『統計学がわかる 回帰分析・因子分析編』です。

こちらは前篇・後編のような2冊構成になっていまして、
前編となる『統計学がわかる』では一変量での話です。
単純な平均・分散からt検定、区間推定などの基本的なことが学べます。

後編の回帰分析編では多変量にまで拡張されます。

で、基本この本ではExcel内での計算例を示してくれているため、
手順その他意味まで解説してくれていて、とても親切で分かりやすいです。

しかしExcelの範囲を超えませんので、
多変量になると計算できず、計算手順が出てこなくなってきてしまいます。

まあ、そこは下で紹介しますが、
『多変量解析がわかる』や『統計解析がわかる』という本があるので、
こちらで補えるかと思います。

そして実はこの本は著者がネット上で公開していた記事を
本としてまとめたものになりますので、作者さんのHPで読めたりします(苦笑)

そのページはこちら
著者様HPはこちら

著者さんは早稲田の心理学の先生のようです。
解説が親切なのも妙に納得してしまいました(笑)



次は統計学シリーズで『多変量解析がわかる』/『統計解析がわかる』という本です。

こちらはまだ詳細を読んではおりませんが、
専門書となっていて各分析、各手法が細かく載せられているようです。

結構なボリュームになってますので、
大学で統計学専攻の方、仕事で統計を使う方は非常に良本だと思います。

ただ私などは数学的に統計学を勉強したため、
各公式の証明などを勉強しましたが、こういう方面は疎い内容になっているかと思います。

あくまで実用的にどう使っていくか、というのが主体になります。

著者さんは2冊とも同じ方で、東大・教育大の出身で高校の教員とかされていたようです。



次は『物理学がわかる』という本。

こちらは本当に高校物理の範囲を網羅してくれているので高校生にオススメです。

物理が何やってるか分からない…、という人は結構いるようですけど、
こちら1冊あるだけでもだいぶ心強いと思います。

まあ、多少微分積分の知識が盛り込まれていますが、
実際高校では物理で微積使わないところがちょっと難点かも…??という程度かと思います。

でも本当に気になるところは微積だけですので、
ぜひ物理の知識書としてあるといいかと思います。
※計算問題はないので計算に関しては問題集などで補えばよいかと思います。

で、著者さんは理科大物理科の先生でした(苦笑)
もしかしたら自分もお世話になってた可能性も…??w

著者さんのHPを見てみましたが、
ちょっと色々と面白そうだったので掲載しておきますw

ぜひ物理に興味を持ってもらいたいと思いますw
HPはこちら



物理系もう1つは『物理数学がわかる』です。

物理で使う数学知識、といった感じですかね。
微積・微分方程式・行列とベクトル・複素関数あたりです。

内容は完全に大学レベルですね。
特に複素関数は何やってるかさっぱり&参考図書も少ない?
ということもあるかと思うので、この辺りを勉強したい方はよいかもしれません。

かく言う私も大学で関数論の講義を受けましたが、
さっぱりで単位落としたりしましたし…(爆)

こちらの著者さんは東大で物理を勉強された方。
式変形も細かく書いてくれているので、
コンパクトに勉強できるかと思います。



最後に数学系から2冊。
片方は『三角関数・複素数がわかる』です。

こちらはタイトルの通りですがcos/sinに特化した本とも言えるかもしれません。

難しい計算はありません。
三角関数は合成までの基本事項を練習問題込みで学べます。
複素数も複素関数までの基本事項になります。

逆に言うと入試問題レベルの計算問題・練習はありませんし、
教科書で十分理解できた…、という人は必要ないかもしれません。

また三角関数でフーリエ級数・フーリエ変換が書かれていますが、
まあ、もちろん高校の範囲ではありません。

しかし三角関数が実際どう使われているか程度の内容ですので、
読んでもらえればそれで十分かと思います。

ということでオススメ度はちょっと微妙。

作者さんは京大を卒業された方。
高校の教諭や予備校講師など色々な経験をされた方のようです。



最後に『微分積分がわかる』になります。

こちら最終目標はテーラー展開orマクローリン展開になりますが、
それまでは導関数の算出など本当に1つ1つステップアップしながら進んでいきます。

計算式も省略していないので、常に確認しながら勉強できると思います。

しかしこちらも三角関数編と同様、教科書で理解している人は微妙かもしれません。
対話形式で話が進んでいきますが、こちらもちょっと変に煩わしさも感じるかも…??

こちらの著者さんは物理学専攻された方なようですが、
それだったらもうちょっと物理要素があっても良かったかも…、と思いました。

この本の内容は完全に数学的な理論の本になります。
ですので大学の数学科かそれに近い方にオススメできますが、
もっと分厚い専門書で足りてしまうかもしれません。



というところになります。
ところが実はもう1冊『数学がわかる』という本があったのですが、
これに気づかずまだ買ってないというワナ…orz

後日改めて買いたいと思いますので、そのときにまたレビューを書ければと思います(苦笑)
posted by mutcher at 08:44| Comment(0) | 07_本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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