相変わらずの1ヶ月ごとの更新な上、
9冊目とか言いながらたくさんの本を紹介するというのはどうなんでしょう??笑
ということで今回はひょんなことからシリーズ物を見つけまして、
それが何やら色々便利そう、ということでまとめ買い⇒ご紹介になります。
今回紹介したいのは技術評論社からファーストブックシリーズというものでして
『○○がわかる』という、主に理系ばかりを集めた解説本になります。
リンクは
こちら私は統計学系と数学系、物理系を手当たり次第買いまして、
ざっと読みましたのでそれぞれ軽く解説と感想を書いていきたいと思います。
まず全体として、基本的には社会人向けに学び直したい人へ、という感じなのですが、
職業柄、高校生の参考書に使えるかな?という視点で買ってみた本もあります。
詳細は以下の各本の感想を見ていただきたいところですが、
上に書きましたとおり、社会人向けが基本なので所々高校のレベルを超えてます。
物理の初歩の速度や加速度のところでは、
遠慮なく微分積分が使われていたりしますので、
そういうところはまあ、ちょっと難しいかな?という感じでした。
ほとんど微分積分は基本前提として話が進んでいきますので、
そういったところはうまくスルーしてもらったりしてください。
ですがシリーズ的には何もわからない状態から、
計算・式を理解し使えるようになるというスタンスでいますので
計算式もしっかり解説してくれていて便利です。
参考書などでは書かれていない『なんでこうなるの?』の部分を
細かく書いてくれているので、全体的に親切な本だと思います。
さてまずは1つ目は『統計学がわかる』/『統計学がわかる 回帰分析・因子分析編』です。
こちらは前篇・後編のような2冊構成になっていまして、
前編となる『統計学がわかる』では一変量での話です。
単純な平均・分散からt検定、区間推定などの基本的なことが学べます。
後編の回帰分析編では多変量にまで拡張されます。
で、基本この本ではExcel内での計算例を示してくれているため、
手順その他意味まで解説してくれていて、とても親切で分かりやすいです。
しかしExcelの範囲を超えませんので、
多変量になると計算できず、計算手順が出てこなくなってきてしまいます。
まあ、そこは下で紹介しますが、
『多変量解析がわかる』や『統計解析がわかる』という本があるので、
こちらで補えるかと思います。
そして実はこの本は著者がネット上で公開していた記事を
本としてまとめたものになりますので、作者さんのHPで読めたりします(苦笑)
そのページは
こちら。
著者様HPは
こちら著者さんは早稲田の心理学の先生のようです。
解説が親切なのも妙に納得してしまいました(笑)
次は統計学シリーズで『多変量解析がわかる』/『統計解析がわかる』という本です。
こちらはまだ詳細を読んではおりませんが、
専門書となっていて各分析、各手法が細かく載せられているようです。
結構なボリュームになってますので、
大学で統計学専攻の方、仕事で統計を使う方は非常に良本だと思います。
ただ私などは数学的に統計学を勉強したため、
各公式の証明などを勉強しましたが、こういう方面は疎い内容になっているかと思います。
あくまで実用的にどう使っていくか、というのが主体になります。
著者さんは2冊とも同じ方で、東大・教育大の出身で高校の教員とかされていたようです。
次は『物理学がわかる』という本。
こちらは本当に高校物理の範囲を網羅してくれているので高校生にオススメです。
物理が何やってるか分からない…、という人は結構いるようですけど、
こちら1冊あるだけでもだいぶ心強いと思います。
まあ、多少微分積分の知識が盛り込まれていますが、
実際高校では物理で微積使わないところがちょっと難点かも…??という程度かと思います。
でも本当に気になるところは微積だけですので、
ぜひ物理の知識書としてあるといいかと思います。
※計算問題はないので計算に関しては問題集などで補えばよいかと思います。
で、著者さんは理科大物理科の先生でした(苦笑)
もしかしたら自分もお世話になってた可能性も…??w
著者さんのHPを見てみましたが、
ちょっと色々と面白そうだったので掲載しておきますw
ぜひ物理に興味を持ってもらいたいと思いますw
HPは
こちら物理系もう1つは『物理数学がわかる』です。
物理で使う数学知識、といった感じですかね。
微積・微分方程式・行列とベクトル・複素関数あたりです。
内容は完全に大学レベルですね。
特に複素関数は何やってるかさっぱり&参考図書も少ない?
ということもあるかと思うので、この辺りを勉強したい方はよいかもしれません。
かく言う私も大学で関数論の講義を受けましたが、
さっぱりで単位落としたりしましたし…(爆)
こちらの著者さんは東大で物理を勉強された方。
式変形も細かく書いてくれているので、
コンパクトに勉強できるかと思います。
最後に数学系から2冊。
片方は『三角関数・複素数がわかる』です。
こちらはタイトルの通りですがcos/sinに特化した本とも言えるかもしれません。
難しい計算はありません。
三角関数は合成までの基本事項を練習問題込みで学べます。
複素数も複素関数までの基本事項になります。
逆に言うと入試問題レベルの計算問題・練習はありませんし、
教科書で十分理解できた…、という人は必要ないかもしれません。
また三角関数でフーリエ級数・フーリエ変換が書かれていますが、
まあ、もちろん高校の範囲ではありません。
しかし三角関数が実際どう使われているか程度の内容ですので、
読んでもらえればそれで十分かと思います。
ということでオススメ度はちょっと微妙。
作者さんは京大を卒業された方。
高校の教諭や予備校講師など色々な経験をされた方のようです。
最後に『微分積分がわかる』になります。
こちら最終目標はテーラー展開orマクローリン展開になりますが、
それまでは導関数の算出など本当に1つ1つステップアップしながら進んでいきます。
計算式も省略していないので、常に確認しながら勉強できると思います。
しかしこちらも三角関数編と同様、教科書で理解している人は微妙かもしれません。
対話形式で話が進んでいきますが、こちらもちょっと変に煩わしさも感じるかも…??
こちらの著者さんは物理学専攻された方なようですが、
それだったらもうちょっと物理要素があっても良かったかも…、と思いました。
この本の内容は完全に数学的な理論の本になります。
ですので大学の数学科かそれに近い方にオススメできますが、
もっと分厚い専門書で足りてしまうかもしれません。
というところになります。
ところが実はもう1冊『数学がわかる』という本があったのですが、
これに気づかずまだ買ってないというワナ…orz
後日改めて買いたいと思いますので、そのときにまたレビューを書ければと思います(苦笑)